●第1試合
●第2試合
●第3試合
●第4試合
今日でベスト8が出揃う、夏の大会・第11日目ですが、今日も白熱した戦いが繰り広げられましたね!
まず第1試合ですが、2回戦で大阪桐蔭に大勝した、
西東京・早稲田実と2回戦で春の選抜準優勝校である清峰を破った
福井・福井商との対戦となりました。
この試合ですが、まずは福井商が5回表に2死満塁の場面を作り、4番・江守くんがタイムリーを放ち、1点を先制します。
しかし・・・早稲田実も次第に力を発揮し始めます。。。
6回裏、1死2塁の場面から4番・後藤くんがタイムリーを放ち、1−1の同点に。
さらに5番・船橋くん、6番・エース斎藤くんに連続HRが飛び出し、この回一挙4点を挙げます。
さらに8回裏にも3点を追加し、スコアは7−1となります。
9回表、福井商も2死1塁の場面を作りますが、それ以上の拡大は続かず、早稲田実がそのまま7−1で勝利を収めました。
早稲田実のエース・斎藤くん、今日は10安打打たれたものの、よく1点で凌ぎましたね。中盤からの一気の逆転劇もお見事でした。
福井商のエース・池本くんも、中盤まで早実打線を抑えていたのですが、6回に掴まってしまいましたね。惜しかったです。
続く第2試合は、1・2回戦を2桁得点で勝利してきた
愛媛・今治西と、2回戦で仙台育英との東北対決を制した
山形・日大山形との一戦になりました。
この試合、延長13回まで縺れこむ大接戦となりましたね。
まずは1回表に今治西が1点を先制するも、その裏に日大山形はHRなどを絡めて一挙4点を取り逆転に成功。
それ以降も両チーム、点の取り合いとなり7−4と日大山形のリードで迎えた7回表に、今治西はこの回に何と2本の2ランHRを放ち、8−7と一気に逆転に成功します。
しかし日大山形も、8回裏に3番・青木くんのタイムリーで再び同点に追いつきます。
その後延長戦へと突入し、試合は延長13回の攻防へ。
13回表、今治西は犠牲フライなどで2点挙げ、10−8と勝ち越しに成功します。
しかしその裏。。。ドラマは待っていましたね。
日大山形は無死2・3塁の場面から相手のワイルドピッチで、ますは同点に追いつきます。
そして、四球などを挟み無死満塁の場面から7番・秋場くんがサヨナラとなる犠飛を放ち、試合終了。11−10で日大山形が勝利を収めました。
それにしても、激しく打ち合った一戦となりましたね。。。
両チーム合せて4本塁打を放ったこの試合。最後まで1人で投げ抜いた日大山形の2年生エース・阿部くんはお見事でしたね。
今日だけで200球投げたと言う阿部くん。次の早稲田実戦でも頑張って欲しいですね。
第3試合では、2回戦で金沢を破った
和歌山・智弁和歌山と、ここまでミラクル快進撃を続けている
沖縄・八重山商工との一戦となりました。
この試合ですが、中盤まではどちらが主導権を握るかわからない展開となりましたね。
まず先制したのは八重山商工でしたね。
2回裏に1死2塁の場面で、6番・金城(賢)くんがタイムリーを放ち、1点を先制。
さらに3回裏には1死1・3塁の場面で3番・金城(長)くんのサードゴロの間に、ランナーが戻り1点を追加。
しかし5回表、智弁和歌山も反撃を開始します。
1死1・3塁の場面から3番・広井くんが左中間へ飛び込む3ランを放ち、3−2と逆転に成功します。
しかししかし5回裏、今度は八重山商工が無死1・3塁の場面で1番・友利くんが犠飛を放ち、たちまち同点に追いつきます。
そして試合は・・・7回表から一気に動き出します。
2死1・3塁の場面を作り出した智弁和歌山は、2連続タイムリーを放ち、3点を挙げ勝ち越しに成功します。
8回表にも犠飛で1点。そして9回表、3番・広井くんが1大会最多記録に並ぶ、今大会通算第47号となるHRを放ち、8−3とします。
9回裏、八重山商工は四球で粘りを見せますが、最後はショートゴロに倒れゲームセット。8−3で智弁和歌山が八重山商工を破り、ベスト8進出を決めましたね。
今日の勝利で智弁和歌山・高嶋監督は、春・夏通算50勝目となったそうです。
これから今大会でどこまで伸びていくか、楽しみなところです。
次は明日、帝京との対戦となった智弁和歌山。どのような試合を見せてくれるのでしょうか?
そして敗れた八重山商工、最後まで爽やかに去っていきましたね。
最後まで熱い声援を送りつづけた応援団。本当に素晴らしいチームでした。思わず、胸が熱くなってしまいました。。。
また来年も、ミラクル旋風を巻き起こして欲しいですね。
最後の第4試合、2回戦で静岡商に完封勝利を収めた
京都・福知山成美と、2回戦で天理との接戦をモノにした
熊本・熊本工との一戦。
この試合ですが、終盤まで成り行きのわからない展開となりました。
まずは2回裏に熊本工が、2死1・2塁の場面で9番・隈部くんがタイムリーを放ち、1点を先制。その次の3回にもタイムリーを打ち、2点目を挙げます。
さらに5回裏にも、1死3塁の場面で4番・狩場くんのゴロの処理で送球が逸れ、3点目を追加します。
しかし福知山成美も6回表に2つのタイムリーを放ち、3−3の同点に追いつきます。
さらに8回表、1死1塁の場面で6番・エース駒谷くんがライトオーバーのタイムリー2塁打を放ち、ついに福知山成美が勝ち越しに成功。
続く9回表にもタイムリーを2本打ち、6−3と差を3点に広げます。
9回裏、熊本工は2死1塁の場面を作りますが、反撃もここまで。
福知山成美が中盤以降からの粘りの逆転劇でベスト8進出を果たしました。
福知山成美は、初のベスト8進出となった訳ですが、本当に粘り強いチームですね。。。次は明後日に鹿児島工との対戦となりました。
明後日も頑張って欲しいですね。
これでベスト8が出揃ったわけですが、明日のベスト4進出をかけた試合、まずは第1試合で、青森山田に怒涛の逆転勝利を収めた
駒大苫小牧に、関西勢の一角・
東洋大姫路が挑みます。
そして第2試合では、今日、八重山商工に勝利した
智弁和歌山と昨日、福岡工大城東に競り勝った
帝京が対戦します。
2カードとも、本当に楽しみな対戦になりましたね。
明日はどのようなドラマを見せてくれるのでしょうか??