ここ2日ほど楽天の話ばかりになってしまっていたので(^^;)、少し違う話題を。
本田技研工業(ホンダ)は、22日に「シビック」の大幅な全面改良(FMC)を発表しましたね。
シビック、と言うとホンダ車の中では“FlagShip”的な位置付けをされている車種、と言っても過言ではない、昔から馴染みのあるクルマではありますが、今回のFMCはかなりの衝撃を受けた人も多かったのではないでしょうか。
・その? ハッチバック(HB)車が無くなったこと
この事実は、かなり衝撃的なニュースでしたね。“シビック”=“HB”的なイメージが、相当強かったですからね。(タイプRもHBでしたしね・・・)セダンについても、“フェリオ”と言う名前で以前からありましたが、シビック=HBのイメージが強過ぎた為か、どちらかと言うと地味な存在ではありましたので、今回のモデルチェンジでセダンに特化した戦略には正直驚きましたが、当然と言えば当然の選択かもしれませんね。
確かに、ホンダの取り扱い車種を考えると、HB系で“フィット”と言う大ヒット車種があるだけに、丁度被ってしまうのも事実な訳で・・・。また、タイプRとなると特殊色の強いクルマですから、購入層が限られてしまいますからね。
また、ホンダ車の売れ筋シェアが小型車やミニバンに限られてしまっている事も、今回のテコ入れに繋がっているみたいですね。事実、セダンのホンダ車のシェアは、あまり高くないですから・・・。
エンジンは1800ccエンジンのみで、2.0L並みの発進加速と1.5L並みの低燃費を両立させた新開発のVTECエンジンを搭載するそうです。
この内容を見るだけでも、相当力を入れてるんだなぁ、と感じますね。
・その? ハイブリッドエンジン(HV)搭載車の登場
ついにホンダも来ましたか!、と言ったところでしょうか。
“インサイト”と言うHVカーは以前からありましたが、どちらかと言うと“特殊車”の色が強かったため、トヨタの“プリウス”的なHVカーはこれがホンダ初となった訳ですね。排気量もプリウスの1.5Lに対し、こちらは1.3Lで少し低めでしょうか。
燃費についても、プリウスが35.5km/Lに対しシビックが31.0km/Lとなっています。
両車の性能差について、どちらが良いか悪いかは別として、私個人としてはトヨタ以外のメーカーがHVカーを新たに生み出してくれたことに、とても喜びを感じますね。
かけがえの無い地球と限られた資源の中で、こういったエコに取り組む姿勢を新たに見ることができた事に、とても嬉しく思います。
もっともっと沢山、このような車が世に生まれてくることを期待してやみません。