2006年も、早や1ヶ月が過ぎようとしていますが、あまりイイ話題が出てきてくれませんね・・・。
先日の“善意のブログ”のななみちゃんが、30日に渡米することが無事に決まったそうで、この記事については本当に良かったなぁ、と感じでいます。
世の中は相変わらず、ライブドアショックが落ち着きを見せてはくれませんが、そちらよりも気がかりになっているのは、昨日、井植敏会長が辞任を表明した三洋電機について。
私は株はしていないので、そちら方面の心配と言う訳では無いのですが、昨年“白物家電”からの撤退を表明していましたが、この影響があちらこちらで見受けられるのが、とても気がかりになっています。
私の高校時代からの友人が三洋の関連会社に出向で勤務していたのですが、その友人もこの時の動きは全くわからなかったみたいですから、かなり極秘裏に進んでいたのかもしれませんが・・・。
で、その影響とはどんなものなのか、あまり取り上げられているケースが少ないみたいですが、大阪と言うと、東大阪・八尾を中心に中小の製造業が沢山あります。
私も、その製造業に身を置く立場なのですが、その沢山ある製造業の中に三洋電機から直接仕事をもらって生計を立てている会社が、結構あるんです。
昨年の春辺りの三洋が忙しかった頃は、大阪の製造業は軒並み忙しくなり、材料がなかなか入ってこないケースがとても多かったのですが、昨年の夏以降、三洋が莫大な赤字があることを公表し、生産調整をかけた辺りから今までの動きが徐々に鈍くなり、昨年末の白物家電撤退のニュースが出て、一気にストップへと流れ込んでいったみたいですね。
私の会社は、直接的に三洋との取引が無いので、今のところ直接的な影響は出ていませんが、他の業者さんで三洋の仕事をしておられた会社では影響が出ているところもあるみたいで、「仕事が無い」との声も聞こえてきます。
中国へ進出、と言ってもまだまだ何でも、ともいかないみたいで、どうにもならずに日本へ戻ってきてしまい却って高くついたケースも見かけますし、日本の製造業はどうなっていくのか、ライブドアの今後よりも少々気がかりではあるのですが・・・。