物語序盤の分岐てんとも言うべき、今日の第8話は「命懸けの功名」。
ついに将軍・義昭が信長に対して、刃を向ける策謀をし始めましたね。
光秀が義昭を諌めたものの、聞く耳を持たず、逆に信長を殺すよう勧める始末。
火遊びがとうとう、大火事となる手前になってきましたね・・・(^^;)。
その後一豊一行は、岐阜へ帰還し、信長から越前・朝倉攻めの決行を聞かされます。
万が一を心配した秀吉は、浅井 長政へ一言伝える事を勧めますが、信長は「長政は背かない」と軽く一蹴されます。
なぜ、この時信長が浅井氏へ伝えなかったのか、未だに謎の一つになっているようですが、それだけ長政を信じていたのか、それとも見くびっていたのか・・・。
未だに謎ですね・・・(^^;)。
その後、一豊は信長の命を受け、三河・徳川 家康のもとへと向かいます。
出発する前日、お千代さんは何か感ずるものがあったのでしょうか・・・。
不安げな表情を浮かべます。
そんなお千代さんに心配かけまいと気遣う一豊。
いや〜、本当に素晴らしい夫婦愛ですね・・・(^^)。
三河に無事到着した一豊は、家康と面会します。
この出会いが後々の大きな運命の出会いとなった訳ですが、ここではまだそこまでの動きはありませんが・・・。
この2人の出会いが、後の一豊の大出世へと繋がっていくんですよね・・・。
運命はわからないものですね〜。
舞台は一気に動き、ついに信長軍が越前へ向けて兵を進めます。
一方、ある意味“無視”された形の浅井氏の内部では、紛糾します。
信長への筋を通すべきか、それとも朝倉への義理を通すべきか・・・。
この時の決断が浅井氏の運命を左右する事となる訳ですが、それは後の事と言う事で・・・。
その後、信長軍は順調に朝倉氏の城を攻め落としていきます。順調なくらいに・・・。
そして“運命”の金ヶ崎城へと近づいた信長軍に、朝倉氏から“降伏”の申し入れが入ります。
城明渡しの日、退散していく朝倉軍と信長軍との間で小競り合いが勃発し、その最中に一豊は大きな功名と引き換えに、顔に矢が刺さると言う大怪我を負ってしまいます・・・。痛そ〜・・・。
この瞬間、お千代さんも手を切ってしまいます。
遠く離れていても、結ばれている“証し”なんでしょうね・・・。
しかしながら、この“命懸けの功名”が一豊の大きな武勲となり、その後の出世へと繋がっていった訳ですよね。
一豊にとってもお千代さんにとっても、大きな大きな分岐点だったんでしょうね・・・。
武勲を上げることが出世への足がかりとなっていた時代だけに、名高い敵将と出会えば命をかけてでも、討ち取りに行きたくなるでしょうね・・・。
そして信長軍はついに、朝倉氏の居城・一乗谷城へと近づきます。
ところが、ついに“運命のあの出来事”がヒタヒタと近付いて来ていました。
そう、浅井氏がついに信長軍へ刃を向ける事を決意しました・・・。
お市さんやお千代さんの想いも届く事無く・・・。長政は信長との同盟を破棄し、刃を向ける事を決意してしまいました。
この部分についても、未だに理由を解明されていないですよね・・・。
長政程の武将であれば、どちらの方が得策か判断が出来たと思うのですが、やはり父・久政の影響が大きかったと言う事でしょうか・・・。
そうとも露知らず、一乗谷への攻撃の準備を進める信長軍の元に、お市さんから届け物が来ます。それは、小豆の詰められた袋・・・、そう、“袋のネズミ”・・・。
このままでは背後を取られ、退路を断たれてしまう信長軍は、慌てて撤退を開始します。その命懸けの撤退戦の殿(しんがり)を秀吉が引き受けます。
秀吉もまた、この戦いに“運命”を賭けた一人だったんですね・・・。
その命懸けの撤退戦に、大怪我を負った一豊も参加を直訴します。
このシーンは、歴史上でもかなり有名な部分ですよね・・・。
大怪我を負いながら、陣に加わった一豊。秀吉軍の士気は、一気に高まります。
秀吉軍は無事、京へと戻る事が出来るのか、そして一豊と千代の運命は・・・。
物語は来週へと続いていきます!
※来週はいよいよ、“セカチュー”の“あの子”が登場しますね!
来週も楽しみです(^^)。